結核は今も身近な病気です
戦後の日本では、国民病とまで言われた結核。医療や生活水準の向上で治る病気となりましたが、まだまだ私たちの身近に潜んでいる怖い病気です。
最近では学校や病気などでの集団感染も増えている様子。なかなか減少しない理由に病気に対する感心の薄れもあると思われます。風邪だと思い込み、発見が遅れ家族や周囲の人に感染を広げることもあります。
どんな時にうつるの?
結核は結核菌の感染によりおこる感染症です。結核患者さんが咳やクシャミをした時に飛び散るシブキに結核菌が含まれていて、近くにいる人がそれを吸い込むことで感染します。体の抵抗力で菌が抑えられればいいのですが、抑えられずに菌が増殖していくと発病します。
風邪とよく似た初期症状
症状は風邪とよく似ていて、せき、たん、胸痛、発熱、血たんなど。
風邪と区別しにくいのですが、特にせきが2週間以上続いたら要注意です。
症状が1ヶ月以上続く人からは、25人に1人の割合で結核患者が見つかっています。
このような症状が長引いたら早めに病院で受診しましょう。
BCG接種で結核から赤ちゃんを守ろう
抵抗力が弱い赤ちゃんが結核にかかると一気に重症になり、結核性髄膜炎や粟粒結核といった重い結核になることもあります。その予防として頼りになるのがBCG接種。
BCGは生後6ヶ月になるまでに接種することになっています。生後3ヶ月を過ぎたら早めに接種することをお勧めします。
薬で治るの?
万一発病しても、薬を6〜9ヶ月間服用することで、ほとんどの場合治ります。
病気になったら最後まできちんと服用することが大事です。
健康な体づくりをしましょう
結核菌を吸い込んでも、運悪く発病してしまうのは、その時の体調や栄養状態も関係しているようです。だから、結核を発病させないために、体力を落とさないことが予防の第一歩です。元気で健康な体づくりを心がけましょう。
結核予防週間
日本では、毎年9月24日から9月30日を結核予防週間と定め、結核に対する関心を高めるとともに、結核に関する知識を深めることにより、効果的で効率的な結核対策を進めること目的としています。
(財)結核予防会結核研究所
結核予防会
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