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アルコールの作用
 適度な飲酒は、食欲が増したり、ストレス解消など効果がありますが、酒に含まれるアルコールは、脳をはじめ身体諸器官に作用する薬物であり、ふだんならできることができなくなったり、できたとしても遅くなったりします。また、自制心が抑制されるために、後悔するようなことをいったり、行ったりします。

 さらに、短期間に大量のアルコールを摂取した場合は、生命の維持にかかわる脳の中心部まで麻痺がおよび、呼吸がとまったり、吐いたものが気道につまったりして死亡する危険があります。

長期飲酒の健康影響
 長期間にわたり過度の飲酒を続けた場合には、胃炎、肝硬変、脳神経細胞の障害、性ホルモンの分泌異常などの健康障害がおきやすくなります。
 
 また、アルコール依存症になる可能性も大です。
アルコール依存症が進行すると、アルコールが体内から消えたときに手足がふるえたり、幻覚があらわれるようになります。
通常の生活を続けることが非常にむつかしくなり、たま、家族に暴力をふるうなどして、家庭生活も崩壊する場合があります。

 
母親の飲酒が新生児と分娩におよぼす影響
アルコール依存症の女性に限らず、妊婦の飲酒は胎児には重大な影響を与えるので、妊娠中、授乳期間中は慎むべきです。
 妊婦が飲酒すると、胎児の血液が減少して酸欠状態になると考えられます。
 月に2〜3回ビール約2本の飲酒でも胎児性アルコール症候群(小さな目、心臓の奇形、精神障害)の赤ちゃんが生まれることもあります。
また、流産、早産の原因になることもあります。

お酒と食べ物
『酒は百薬の長』といわれますが、一日のアルコール適量は15〜30ml。
目安としては、ビール大瓶一本、日本酒一合、ワイン3分の1です。

お酒は食べ物といっしょに
 お酒を飲む前に軽く食事をとり、飲んでいるときも食べ物をつまむようにしましょう。
 食べながら飲むことによって、胃腸の粘膜の上に食べ物の層ができ血液中のアルコール濃度の急騰を押さえます。

おつまみ
酒の肴としては、アルコールを分解する酸素の働きを助けるたんぱく質、代謝機能を高めるビタミンがおすすめです。

チーズ、納豆、冷奴、酢の物、刺身、タコ、焼き魚、赤身肉などです。

飲酒後
酒を飲むと肝臓でアルコールを分解する糖分が使われ、血糖値が下がります。飲酒後にお腹が空くのはこのためです。
 飲酒後の糖分補給は二日酔いの予防にも必要です。


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